YAMAHAのフロアスタンドスピーカーNS-F700とサブウーファーNS-SW700
デザインに一目ぼれして購入したこのスピーカーを使い始めて早6年。
この個性的でスタイリッシュなデザインのスピーカーの長期使用の感想をレビューします。
映画・音楽・ゲームまで 2.1chで運用する万能スピーカー
現在の我が家の構成
アンプはPioneerのSX-S30を使用しています。
用途はPCからのHDオーディオ再生、NETFLIXの動画再生、ゲーム、スマホからのリモート再生など色々。
【デザイン】
F700シリーズはのアイデンティティはなんといってもその形。独特の台形はひと目でYAMAHAと分かります。
色はピアノブラックと木目を生かしたブラウンバーチが選べます。
ピアノブラックは高級感はあるのですが、ホコリや小キズが目立ってしまうので却下。
インテリアとのマッチングを考えブラウンパーチを選択しました。
形が非常に個性的で存在感があります。
木目の質感がとても気に入ってます。長いこと使っても買った頃の様に適度なツヤがあります。
【サイズ】
デカくて重いです。F700は1本25㎏あるので設置は結構大変。
サブウーファーは21kgとこれまた重量級。
その代り安定感は抜群です。
スタンドもよく考えられて設計されており、スピーカー本体は宙に浮いた状態で設置されます。
(スパイクを使ったのと同じような効果)これも音質向上に一役買っていると思います。
背面はこうなってます。入力端子はこのクラスでは当たり前のバイアンプに対応。
アンプが対応していればバイアンプの方が良いかな・・と思いますがそこまで劇的に変わらない感じ。
今はバイアンプ使ってません。
【高音の音質】
DC-ダイヤフラム方式ドームツィーターは100kHz!まで再生可能。人間の耳には聞こえんけどね。
非常に透き通った高音です。
キンキンとなるような感じは全くなく、非常に解像感の高い音色を奏でてくれます。
【中音の音質】
13cmミッドレンジは好バランス。
こちらも非常に綺麗な音色です。
女性ボーカルとの相性がバッチリで、ナチュラルテイストです。
【低音の音質】
16cmウーファーはキレが良い!
音楽鑑賞であればサブウーハーの必要性を感じさせないくらい良く低音が出ます。
量感がしっかりしており、キレが良いです。音場感も優秀。
16センチのウーハーとキャビネットの大容量がなせる技と言った所でしょうか。
NS-F700自体の再生周波数帯域は 45Hz~50kHz(-10dB) までなので映画の爆発音やベースの低音部分の再生能力はサブウーファーに譲るとしてもこの低音は優秀です。
【NS-SW700 超低音の感想】
25cmコーン型サブウーファー 重量は21kg
床に向けられたサブウーファーが振動を増幅させるのか、かなり迫力の重低音。
200Hz以下の音声信号が入ると自動で電源が入るオートスタンバイに対応。
感度も調整できてこれは便利。
再生可能周波数帯域は20Hz~160Hz。
ウチではクロスオーバー周波数を80Hzに設定しています。
主に映画やゲームの時に大活躍。MOVIEとMUSICモードの切替がありますが、私はMUSIC固定です。
サブウーファーはズンドコ鳴らすよりもさり気なく鳴らして音に厚みを加えるだけに留めた方が好みです。
長く使える個性的なスピーカー
スピーカーや音は個人の好みがあるのでアレなんですが、私にとっては長く使える気心の知れた相棒です。
このスピーカーに出会う前はしょっちゅうスピーカーを変えていたのですが、このF700シリーズにしてからはデザイン、音質に満足しており買い替えを考えることはなくなりました。
いい音といいデザイン・質感。これがこのスピーカーの全てです。